いつまでピアノを続けるべき?
- 武田深雪
- 2020年7月9日
- 読了時間: 2分
お子さんにピアノを習いごとの1つにしよう!と考えた時にやめ時を考えたりするでしょうか?
保護者の方からどの位弾ける様になったらやめ時ですか?という質問を度々受けるなぁと思い今回はその質問について私なりの考えを書いてみようと思います。
若い時は小さい生徒さんか多かった為、正直どのくらいがいいのか?よく分からずきちんとお答えが出来ていなかった様に思います。
しかし、だんだんと長く続けて下さる生徒さんも増え、中学生、高校生、大学生まで続けてくれて成長していく姿を見てきて、本人がピアノが好きで、日々練習時間を取る余裕があるのであれば、区切りをつけずに末長く続けてもらうのが1番だなぁと思う様になりました。
中学生位になると、曲から感情や情景を想像出来る様になったり曲の構成についても考えられる様になっていきます。クラシックの曲は複雑で難しい…という印象をお持ちの方も多いと思いますが、構成や背景などを知ると、そこに面白味を感じる事が出来る様になりますし、弾きやすくする為の手助けにもなります。
こういう事が出来る様になると、ピアノの名曲にも触れる事が出来る様になり、憧れの曲を演奏のレパートリーとして持つことが出来ます!
継続は力なり、ということわざの通りコツコツと続けていくことにより、出来る事が増え、よりピアノを弾くことが楽しくなっていきます。ピアノは複雑で難しいですが、そのおかげで一生飽きる事なく、一生発見がある素晴らしい楽器です。1人でも多くの方にこのピアノの魅力をお伝えして一生涯楽しんで下さる仲間を増やしていきたいと思っています。
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