レッスンで大切にしている事②
- 武田深雪
- 2021年2月8日
- 読了時間: 2分
中学生以下のお子様には自力で楽譜を読める様になってもらう事を目指してレッスンを行っています。
ピアノが難しいと思われる要因の1つが読譜にあると思います。ピアノは1台でオーケストラの役割りも出来ると言われており魅力の1つでもある一方、広い音域の多数の音を読まなくてはいけない大変さもあります。
最初はト音記号だけで音も少なく楽しいレッスンだったのがヘ音記号も出て来て音数が増えて来るとすんなり読めなくなってしまう…楽しくない…と思う方も多いと思います。
すんなり弾けた方が楽しいと音符の上にドレミをカタカナでふってしまう方をみる事があります。教える方もパッと弾いてくれた方が楽なので、その時はそれが1番楽なのですが、カタカナをふって練習するには限界があります。楽譜は良く出来ていて音名だけではなく、高さや長さも示してくれているので、難しい曲になればなるほど楽譜を読めた方が楽で早く弾ける様になります。
生徒さんにはいつまでもレッスンに通って頂けると嬉しいですが、進学や就職等で、レッスンを卒業する事があるかと思います。そんな時に今はレッスンに通えなくても好きな曲を自力で譜読みをしてピアノを楽しんでもらいたい!というのが私の願いです。
読譜は本当に辛い事ですが、譜読みする力は大きな財産になりますし、コツコツ努力する力も身に付きピアノ以外でもそのスキルを活かせると思っています。
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